【雑談】青春の音
みなさんこんにちは! かいふくです。
今回は先日『響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』の映画を観てきましたので感想を。
制作は『ヴァイオレットエヴァーガーデン』などでもお馴染みの京都アニメーション。
小説が原作となっており、テレビアニメは2期まで放送済み、劇場版は総集編・スピンオフを入れて今作で5作目となります。
アンコン編など略されてもいますが、今回は1時間くらいの短めの上映でしたが、アニメの3期に続く話となっていました。
京アニ作品の丁寧で繊細なタッチがとても好きなので、ユーフォニアムシリーズもずっと観ているのですが、一生懸命に頑張る姿、楽しさ儚さ、人間模様を織り交ぜた感じが今回も出ていてとても良かったです。
特にユーフォニアムシリーズは部活動をしていた人なら理解できてしまうような苦悩や悔しさ、不器用さ、内面のちょっとした変化なども入っていて、人によっては心を抉られるかもしれません。
一つ一つの楽器と、部員一人一人が丁寧に描かれていて、アニメーションでここまで表現できるものなのかと感心しっぱなしでした。
自分も学生時代はコピーバンドでベースを弾いたりしていましたが、大人数でひとつの音を奏でるというのは憧れますね。
学生時代は時間が無限にあるような、ずっとひたむきに頑張れるような気さえしてしまうのですが、決して永遠ではなくて貴重で奇跡のような時間だったりするんですよね。
高校生になると特に自分での選択肢が広がって大人への一歩を踏み出すような感覚があって、なんでもできるような気がしてくるのと同時に「子どものままではいられないんだな」と葛藤があったりもするんです。
だから主人公の久美子もゆるっとした印象だった1年生と比べて、決意が違う。
楽器がうまくなりたいだけではない、大人に近づく表情をしていたなと思います。
ユーフォシリーズは本編まるごと観るのが一番楽しい楽しみ方だと思いますが、個人的なお勧めはスピンオフである『リズと青い鳥』です。
音楽と2人の人間模様がこれでもかというくらい繊細に描かれています。
サントラもスマホに入れて聴き比べるくらいに好きです。
2024年4月には3期も決定していますし、気になった方はぜひ観てみてください!
それではまた!
かいふく
文学部出身。グラフィックやWEBデザイン、そのほかの仕事を並行しながらオリジナル小説『エアルスの時空魔法』の原案・監修を担当。
趣味はアニメ・映画鑑賞・ゲーム。週1ブログ更新中。
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