【雑談】創作活動の原点 2/3
オタクを卒業てからも、学生時代も友達からおすすめされたら漫画は読んでいましたし、大学時代は友達とゲームをやったりもしました。
でもとにかく心の中で「普通」を追い求める自分がいたんです。
そういった世界から離れて普通に就職しようとしたものの就職氷河期。
縁あって働いていた会社ではがむしゃらに働いてアルバイトから正社員に昇格させていただきました。
職場の人たちも親切な人が多くて楽しかったんです。友達と車でどこかに出かけるような、アウトドアだったりキラキラしたものを見続けていました。
とにかく仕事では役に立ちたいと思って休みの日もずっと仕事していました。
仕事が少しでも頭の中に残っていると気にしてしまう性質なので、翌日に持ち越さずに残業したり休みも仕事をしていました。学生時代はとにかく自信がなかったけれど働いしている時は自分の中で充実していたし役に立てている実感が嬉しくてたまらなかった。
そうして、すっかり忙殺された自分にはもう過去の夢は持ち合わせていませんでした。
責任ある職務を任せていただいたおかげで社会貢献しているというやりがいもありました。
本当に忙しい時期は何日も泊まり込みで会社にいたりして。
自分が必要とされる、と思い込むようになっていきました。
それは転職をした後の会社でも同じでした。
やればやっただけ成果がある。
でも、ある日の帰り道。
自然に涙がこぼれてきました。
「あぁ、自分は誰のための人生を生きてるんだろう」と。
どんどんと自分が疲弊していくのが分かるんです。
キャリアに対する限界も感じました。
結婚への焦りもあったり。頭がぐちゃぐちゃになっていきます。
自分を偽って「普通」を求めた結果、自分が壊れていくのが分かりました。
あぁこれはまずい。
このままだともたない。
「1度きりの人生、本当にこのままでいいのかな」
しばらしくしてから、職場の人に相談して、がむしゃらに働き詰めていたペースを少し緩めてもらうことにしました。
正確には自分のやりたいことがあるから辞めたい。と相談した気がします。
そこで会社の人にはそのやりたいことを仕事としてやってみては。とアドバイスを受けました。
正直、ほとんど未経験のスタートでした。
こんな状態で始められるのか?全く分かりませんでした。
それでも、創作活動を行うことを決めました。
次回へ続く──。
かいふく
週1ブログ更新中。
文学部出身。グラフィックやWEBデザイン、そのほかの仕事を並行しながらオリジナル小説『エアルスの時空魔法』の原案・監修を担当。
趣味はアニメ・映画鑑賞・ゲーム。
Comments