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【雑談】創作活動の原点 1/3

みなさんこんにちは!

かいふくです。


次回以降は現在無料で配信している『エアルスの時空魔法』の裏話ではなく、創作そのものにまつわるお話をしようと考えています。


企画の前に創作活動の原点を・・・と思って作成してたら長文になってしまったので分割して掲載しますね。


幼少期は漫画家になりたいと思っていました。

自由帳にいろんなキャラクターを描いて、そのキャラクターが言葉を発して物語になっていくのが楽しくて。

1コマ2コマの漫画っぽいものを書いてみたり。

あとはキャラクター専用のエピソードを小説にしてみたり。

何かを創っていることがとにかく楽しい時期でした。

小中学生時代はオタクまっしぐら、服装やお化粧などには全く興味も示さずとにかく漫画・アニメ・ゲーム漬けの日々。


高校生になったら「漫画家を描きたい!」と決意して部活に入りました。

その部活の名前は「漫画研究会」。

年に数回ほど部誌の発行をしていて、その時が近づくと原稿をあげていく。という部活ですが、部内で漫画を描いている人は少なくて漫画を読んでいる人が多かったんですよね。


自分自身は漫画を描きたいと思っていたものの、それまでまともに描いたこともありませんでした。画材を揃えたりパソコンで調べてみたりしたものの技術は一向に上がらず。初めての部誌を発行するときに自分の下手さを目の当たりにして打ちのめされました。どうすることもできないままその部活を辞めてしまったんです。


当時は動画で技術を向上するような時代とは言えず、描き続けてうまさを見出すか、人伝に聞いたり本を読んだり、あるいは習い事でもしなければ技術の向上は難しいものでした。


つらつら描いていますが、当時の自分は周囲の目を気にして自発的に動けなくて中途半端でした。夢のはずなのに、夢を叶えるために突き進んでも笑われるような環境ではなかったのに、勝手に自分の中で諦めてしまいました。


挫折してしまってからは漫画やアニメ・ゲームからとにかく距離を置きました。

集めていた漫画やアニメのグッズ・画集・ゲームも売り払いましたね。

通っていた高校はギャルやいわゆるリア充と言われる人も多くいました。

そんな中でオタクの自分は人間関係で馴染むことができませんでした。


でもある日、隣の席のギャルの子が話しかけてくれたんです。

とても気さくで優しくて、そのクラスも温かかったです。

流石にこのままじゃダメだ!と思ってそこからは身なりを整えたり、周囲の子と喋るようにしたり。


そう、オタクの道を捨てて「普通」を生きようと選択したのです。

とにかく「普通」に見られたい。という思春期の感情がしばらく続き、漫画を描くという生活からかけ離れていくのでした。


次回へ続く──。

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