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【シナリオ分析】テクスト論

みなさんこんにちは!

かいふくです!


今日は自分が大学時代に教わったことのうち、印象深かったお話を。

大学ではごりっごりの文学部で、古典的なものから近現代までとにかく活字を読む勉強をしていました。

活字以外を摂取する時間もありましたが、圧倒的活字。


実は近代文学の影響で活字を読みたくない時期があったんです。

作家論も歴史と絡むので覚えることが多くてどうにも苦手で。


そんな時に出会ったのがテクスト論でした。

テクスト論は書かれている文章を、それ自体として読むもので、そこに作家の背景や意図を用いることが必要とされません。

多角的な視点で、好きなように解釈をする、というとわかりやすいのでしょうか?


例えば、

・心理学の観点で読んでみる

・建築的なアプローチで読む

・数学に置き換えてみる

などでしょうか?


今でも覚えているのは『千と千尋の神隠し』を生死に分けてみてみるという授業です。

千尋が両親と一緒にトンネルをくぐっていくシーン。

湯屋の前にある赤い橋を、千尋が息を止めて渡るシーン。

物語後半の列車を水面が走るシーン。

などなど、物語が動かすための描写、水に関わる描写が多いことを生き死にの象徴と捉えることができるとも言われています。


自分自身は同じ時期に心理学や精神分析も受講していたので、この手法にハマっていました。勉強そのものにいまいち没頭できず、求めていたものが言語化できなかった時にテクスト論を知って、人生で初めて勉強が楽しく思えたのも覚えています。

小中学校や高校教育の中で出会わない学びに出会える機会が、人生の中で全員平等にあるわけではないと思うのです。でももしかしたら環境や人が変わるだけでも何かが変わるのかもしれないなと。

YouTubeのライブドアニュースの「ゲームさんぽ」という企画も、ゲームをいろんな専門家の目線で解説してもらう、というものがあり今回の話題と近いですね。

ただし、作品をどう楽しむかは本当に個人の自由ですし、これが絶対というものはないと思います(法律に触れるようなものはダメですよ!)


それを前提としたうえで、またどこかでテクスト論を用いた分析をお届けできたらなと思う次第です。


それではまた!


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